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来日中のタクシン前タイ首相は７日、東京都文京区の拓殖大学で記者会見し、「タイに民主主義が戻れば、言論の自由も戻る。その時にはすぐにでも帰りたい」と述べ、条件が整えば早期に帰国したい意向を示した。帰国が実現した場合は自身のビジネス経験を元に、若い世代に経営学などを教えることを希望しているという。
タクシン氏は「政府は今年１２月に選挙を行うし、政治集会も今は許可が出ている。民主主義が戻ればタイは再び繁栄の道をたどるので、わたしはそこで一市民として貢献したい」と強調。ただ、同氏が創設した旧与党・愛国党がタイ憲法裁から解党命令を受けたことについては、「政治的な質問には答えられない」と述べるにとどめた。
タクシン氏はこの日、拓大の客員教授に任命された。７月に学生を対象に第一回講義を行い、年に数回のペースで講義する予定という。（ヤフー時事通信より） |
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拓殖大客員教授にタクシン前首相
